屋根の軒折れ修理

屋根の軒折れ修理には、軒天の塗装、重ね張り、張り替えなどの工事があります。修理費用は、軒天の劣化状況や建物の立地、素材などによって異なります。

軒天の修理を依頼する場合は、劣化が軽微なうちに定期的なメンテナンスを行うことで、費用を抑えることができます。雪国を知り尽くしたアートリフォームへご相談ください。

↑左端の軒のゆがみ
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屋根の軒折れの原因とは

1. 雪の重さによる負荷

雪が屋根に積もるとその重さが直接軒先部分に集中し、構造的な負荷がかかります。特に湿った重い雪が積もった場合、負荷が大きくなり、軒先部分が折れてしまうことがあります。

2. 雪庇(せっぴ)の形成

屋根の端に雪がせり出して固まる現象を「雪庇」といいます。この雪庇が成長すると軒先に過剰な重さがかかり、軒折れの原因になることがあります。青森ではたびたび起こっていますね。

3. 屋根構造の劣化や設計の問題

古い建物や強度不足の屋根では、大量の積雪に耐えられないことがあります。定期的なメンテナンスが行われていないと、構造が弱くなり軒折れが起こりやすくなります。

4. 雪解け水の影響

日中に雪が溶け、夜間に凍るといったサイクルが繰り返されると、屋根の隙間や構造部分にダメージがじょじょに蓄積していきます。その結果、軒先部分が弱くなり、雪の重さに耐えられなくなってしまいます。

屋根の軒折れ修理の流れをご紹介します

① 解体する

歪んだ部分を撤去解体します。

③下地を組みます(骨を組む)

新しい屋根の下地を築きます。

④屋根の下葺きをします

④完成です

対策

1⃣定期的な雪下ろし
雪が多い地域では定期的に屋根の雪下ろしを行い、負荷を軽減することが重要です。

2⃣雪止め金具の設置
屋根に雪止め金具を設置することで、雪が一気に滑り落ちるのを防ぎ、軒先部分への負荷を軽減します。

3⃣屋根材の見直し
強度が高い屋根材や耐雪設計の屋根に変更することで、雪の重さに耐えられる構造を作ることができます。

4⃣専門家による点検・修理
定期的に専門家に屋根の状態を点検してもらい、軒折れや劣化の兆候を早期発見して対処することがお勧めします。

屋根の軒折れ予防的な対策が欠かせません。
もし軒折れが既に発生している場合、早急に修理を行いましょう。

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